星空のように

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『姿三四郎』のモデルとなった男

なぜか武田惣角の方が目立ってしまう…
姿三四郎のモデルと言われる、講道館の西郷四郎の小説です。
タイトルどおり、『山嵐』で相手をばったばったと倒していくシーンも満載です。

ただ、この作品の前作にあたる(と言ってよい)『惣角流浪』に続けて読んだせいか、大東流合気柔術の武田惣角の方が結構目だってしまうところがいくつかあります。

フィクションでしょうが、『大東流』の名前の由来が、仮説的にこの本の中で登場します。

全体的に読み物としても面白いので、買って損はないと思います。

『姿三四郎』のモデルとなったといわれる男
会津藩士の家に生まれ、戊辰戦争後、家老であった西郷頼母の養子となり、上京して講道館に入門、得意技の「山嵐」で並み居る強敵を投げ飛ばし講道館にその人ありと謳われ、富田常雄の小説『姿三四郎』のモデルとなったといわれる西郷四郎が主人公の時代小説。
四郎をただの柔道が強い武道家としてだけではなく、夢と現実のギャップに悩み苦しむ一人の男として描いており、また、一世を風靡し有名だった講道館時代のことばかりでなく、あまり知られていない、そこを出奔してから後のことも書かれていて、とてもおもしろく読めました。
武田惣角や李書文など、知る人ぞ知る人物も登場、格闘技ファンの人にも一読をおすすめします

『姿三四郎』のモデルとなった男
会津藩士の家に生まれ、戊辰戦争後、家老であった西郷頼母の養子となり、上京して講道館に入門、得意技の「山嵐」で並み居る強敵を投げ飛ばし講道館にその人ありと謳われ、富田常雄の小説『姿三四郎』のモデルとなったといわれる西郷四郎が主人公の時代小説。
四郎をただの柔道が強い武道家としてだけではなく、夢と現実のギャップに悩み苦しむ一人の男として描いており、また、一世を風靡し有名だった講道館時代のことばかりでなく、あまり知られていない、そこを出奔してから後のことも書かれていて、とてもおもしろく読めました。
武田惣角や李書文など、知る人ぞ知る人物も登場、格闘技ファンの人にも一読をおすすめします。

山嵐
今野 敏

ベネフィーク
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by yukaning1 | 2010-10-18 18:04 | 生活

新人にも、ベテランにもおすすめ

今の時期特に素晴らしい、新社会人にぴったりです
特に武闘、武術もの、あるいは警察もので大好きな今野敏が、これは異色のビジネス書ではありませんか。
実に面白い。
入社間もない新人社員の、いわば成長期と言うか。
多くの新入社員の思いが、ここにつづられています。もうとうにその頃の気持ちを忘れた我々が、若い人達の悩みをわかってやれない。
だから、新人にも、ベテランにもおすすめです。

大学の入試は終わって入学したら、後は同年代の者たちとの楽しい新生活が待っています。
一方、苦しい入社のための就活が終わっても、実はそこからが大変なんだと、多くの就活真っ只中の若者は気づいていません。
入社をしてからの生活では、同年代はいません。会社の中では自分が一番年下で、後はおっちゃん(一部お姉さんやお兄さんはおりますが)ばかり。そして、一歩外に出れば自分が会社を代表しないといけません。
新人だからは、仕事に通じません。ミスだって、辞めてすむものでもありません。
そんな厳しい毎日の中で、喜びがあり、仲間が出来。

ひとつの製品開発を題材に、中堅どころの会社の人の動き、社外の動きがテンポよく進んで行きます。
なかなかドラマチックで、しかも爽やか。
是非、新入社員の皆さんと一緒に読んでみてくれませんか。これは、ホントおすすめの一冊です

ストーリーが少し安易
バラエティー豊かで、それぞれちょっと突出した才能を持つ人々が無理難題を解決していく・・・という著者が得意とするストーリー展開。面白くて読みやすいのだが、肝心の問題の解決策が、主人公の突然の思いつき(思い出し?)でするする?っと出てきてしまうというのが残念だった。しかもその解決策がもう少し一般になじみの深いものだったらよかったのだが、専門外の私からすると「ふ?ん、そういうものがあるのか・・・」というようなシロモノでちょっと感動が薄かった。でもあまり深く考えずにさらっと読めるので気分転換になるかな、と思いました。

メリハリに欠ける
冒頭に出てくる、注文の10倍の商品を強引に説得して納めてしまう話は、快調な出だしで面白い。新商品の開発に失敗し、くっつかない接着剤の販売戦略を考えるところも、発想がユニークでよい。しかし、話に大きなウネリはなく、淡々と最後まで読み進んでしまった気がする。もう少しヒネリが欲しかった。
面白い小説を期待して読むと、がっかりするかも知れない。同氏の「とせい」の方が私には面白かった。

膠着 (中公文庫)
今野 敏

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by yukaning1 | 2010-10-07 19:29 | 読書