星空のように

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傷ついた恋を生身の言葉で書く

井形さんのプリズム
女性の向上心を読んで、書店の話題書に積み上がっていたので迷わず買いました。

ちょっとイメージ180度違うくないですか!?う?む。

これが本当だとしたら女性はかくも付き合う男によって変わるものなのだとちょっと斜め読みです。

大好きなシーンは、銚子電鉄に向かって二人が走るあたり。

久々泣いてしまいました。

大人の恋というより、大人でも初恋のような恋愛ができるんだと登場人物の会話に200%ラブモードです。

自分の過去と重なって
頼りないのに、確信がもてないのに、人を好きになるってこと。

いけないことかな、とずいぶん悩んでいたときにこの本を読み、とっても勇気づけられました。

そうだ、そうだ。

結婚すると決めきれなくても一緒にいることで自分が幸せならいいじゃん。

そんな風に温かく背中を押された感じです。

ありがとう。

待ってた著者の新しい世界
井形慶子のイギリスのエッセイは出るたびに買っていた。

いつもそれなりに、発見や考えるヒントがあってすごいと思う。

本書は、井形さん自身の等身大的恋愛エッセイ。

いつもの理路整然とした口調とは違う描写に、どんどん引き込まれいつの間にか、自分自身が彼女と同化していった。

傷ついた恋を生身の言葉で書く。

捨てられる側と、捨てる側の言い分。

払ってもまとわりつく、年上の完璧な恋人の来訪。

そこに行き着くまでに、愚直に生きる彼女(主人公)の哀れさや、やさしいまなざしを淡々と書き込みつつ話は意外な方向に進む。

不気味な気配に彩られ。

前作があるというので、早速注文した。

一見、パワフルに生きる女性の内側。

ファンとしては好奇心いっぱいで読んだが、恋愛の本であり、一人の女性がなぜ、息もつかず、本を書き、海外に飛び立つのか底にある彼女の孤独や寂しさが伝わり、深く考えさせられた。

別れた恋人、再婚までの道など著者にはこれからも、もっと本音の本を書いてほしい。

約束のない日曜日井形慶子

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by yukaning1 | 2010-10-03 22:37 | 読書